(54)【考案の名称】遺骨収納位牌

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、位牌の正面に遺骨を収納できる空間を有する容器を設け、その容器に故人の遺骨を収納できるようにした遺骨収納位牌に関する。
【従来の方法】
【0002】
位牌(1)の構成は大きく分けると上部(7)と下部及び台座(8)の二つに分けられる。一般的には上部の正面(5)に戒名を彫り上部の背面(6)には俗名、没年月日や享年(享年とは亡くなった年齢であるが宗派によっては行年とする場合もある)を彫ったりしているが、その方式は仏教各宗派及び地方の慣習等により方式が異なっていることもある。
【0003】
位牌は主に仏壇内に安置して使用している場合がほとんどである。
【0004】
最近の日本において、故人の遺体は土葬で葬られることは少なくなり、火葬に変わってきた。故人の遺体は火葬にしたのち骨壺に遺骨を入れて持ち帰り一定期間後に墓のカロート部などへ納骨したり、寺院に納骨するのが一般的である。
【0005】
最近では海に散骨したり、山に散骨したり、墓石の代わりに樹木を墓碑とするなど、様々な方法で埋葬が行われるようになってきた。そうした方法が行われるようになったのは次にあげるような事情やその他いろいろな問題が背景にある。
【0006】
(イ)世界的にも地価の高い日本で墓を購入することを望むことが経済的に大変になってきた。
(ロ)他家より嫁いできた妻が夫の先祖が埋葬されている先祖代々の墓には入りたくないという女性が増えてきた。
(ハ)少子化や核家族化が進んできたため、一人娘の場合、他家に嫁いでしまえば自分たちの墓をいつまでも守ってくれることを期待することは難しくなってきた。
(ニ)同様に、一人息子で遠くの方で就職をしてしまい故郷には帰って来れなくなってしまい、自分たちの墓を守ってもらうことに親として負担をかけたくないと考える人が増えてきた。
(ホ)死んだら夫婦二人だけの墓に入りたいとか自分一人だけの墓に入りたいと願う人が増えてきた。

【効果】

【0015】
よって、本考案の遺骨収納位牌を仏壇等に安置することにより遺骨を身近なところに安置できるし、骨壺を身近なところに安置保存する必要がなくなった。また、骨壺が他人の目に入り異様で不快な感じを与えるという問題も解決できるのである。そして、故人をいつも身近に感じる事が出来るし家族が故人を偲ぶ気持ちも一層高くなり、先祖や故人に対する日々の追善供養がより意義深いものになるのである。

(57)【要約】

【課題】 故人を偲び遺骨の一部を身近に置きたいという願望が強まってきているが、遺骨を骨壺に入れて身近な所で安置保存することは難しい問題も起こってくる。故人や先祖に対する偲ぶ気持ちと追善供養が意義深いものにできる位牌。【解決手段】 位牌(1)の正面に遺骨を収納できる容器(2)を設け、その容器(2)の空間(3)に遺骨の一部を収納することを特徴とする位牌である。


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