(54)【考案の名称】送迎用傘

(73)【実用新案権者】有限会社ルーツ

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1b

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、送迎に用いる傘に関する。さらに詳しくは、本考案は、雨中で建物や車から出入りする人を濡らさずに送迎するのに最適な形状の傘を安価に提供する。

【従来の技術】

【0002】
雨傘は、雨でからだや衣服が濡れることを防ぐための道具である。しかし、屋内や車内に傘を拡げる充分なスペースがない場合には、傘を拡げるまでにからだが雨に晒され、からだが濡れるのをふせぐことができない。バスや自家用車から降りるときにからだが濡れてしまうのはよくあることである。からだや衣服が濡れてしまうのは非常にわずらわしく、とくに冠婚葬祭や旅行のときには、着物や晴れ着を濡らしてしまう心配がある。
【0003】
そこで、大型の傘や親骨の一部を伸張できる傘(特許文献1)が考案されてきた。しかし、これらの傘は自分が傘をさす際に濡れないことを目的とするものであり、送迎に適した傘はない。また、数人が同時に傘に入ることができる「左右蛇腹式に折畳または拡開可能にしてその使用面積を左右に広く形成されるようにして数人が一緒に利用するのに適した傘」(特許文献2)があるが、この傘は車から降りて傘に入るまでの間に濡れることを想定しておらず、送迎には適さない。
【0004】
また、傘の形態の工夫としては、「きか形の傘」(特許文献3)などがある。しかし、これらの傘は、特殊な形状を実現するために、特別なろくろや骨格体を製造する必要があり、一般的に使用される傘のろくろおよび骨格体を転用することはできない。
【0005】

【効果】

【0017】
本考案によれば、傘の周辺縁の一端が、人の肩幅より充分に広いので、乗降者が雨に濡れずに傘に入ることができる。また、傘の幅が、人の肩幅の少なくとも2倍あるので、乗降者が傘に入っても、送迎者および乗降者が雨に濡れない。乗降者が自分の傘をさしたり、かばんから物を取り出すなどの動作をしても、傘が充分に広いので雨に濡れることがない。また、乗降者が、着物、ドレス、お坊さんの袈裟など、大きく広がる衣服を着用していても、雨に濡れることがない。冠婚葬祭の送迎においては、これはとりわけ重要である。加えて、傘をもった送迎者がいることで、送迎側は歓迎の気持ちをあらわすことができる。さらに、周辺縁の一端が、充分に長い特異な形状の傘を使用するので、非常に目立ち、送迎される側に送迎する側の心配りを目に見える形で示すことができる。
【0018】
さらに、このような特異な形状の傘を、従来より公知の傘の構成部品を利用して、コストをかけずに製造できる。また、傘生地に親骨を束ねるテープがあり、支柱に親骨の自由端を収納する柄状部材があるので、傘を閉じたときに親骨が広がらず、場所をとったり、濡れた傘が広がってしまったりしない。

(57)【要約】

【課題】送迎に適した形状の傘を安価に提供する。【解決手段】傘生地が形成する多角形の少なくとも1辺を人の肩幅より充分長くし、壁と傘の隙間から雨が侵入するのを防ぐ。また、傘生地の対角線を人の肩幅の2倍以上の長さにして、二人以上の人間を確実に覆う。従来の部品を用いて、正方形の角を切り欠いた形状に傘を形成し、送迎に適した形状の傘を低コストで実現する。


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