(54)【考案の名称】ハンディターミナル用紙

(73)【実用新案権者】小林記録紙株式会社

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案はハンディターミナルプリンタで使用されるハンディターミナル用紙に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来、例えば電気やガス、水道等の検針システムでは、検針員が顧客の家庭を一軒一軒巡回してメーターの数値を読み取り、その結果をハンディターミナルプリンタで専用の用紙に印字している。図3に示すように、従来のハンディターミナル用紙10としては主にサーマル紙が使用されており、サーマル紙に必要事項をあらかじめ印刷した複数の検針票11,11,…が切り取り用のミシン目12を介して連接されている。そして、検針員はハンディターミナルプリンタを使用して顧客名、住所、使用量、請求予定金額等の情報13を検針票11に印字して出力した後、ミシン目12で切り離した検針票11を各家庭のポストに投函して検針結果を通知するようにしている。
【0003】
ところが、従来のハンディターミナル用紙10によるとすべての検針票11が全く同じ形態であり、印字した情報13以外には区別するところがない。このため、検針員が検針票11を投函する際、図4に示すようにまとめて出力した検針票11が2枚重なっていた場合でもそのことに気付きにくく、一つの家庭に検針票11を誤って2枚一緒に配ってしまうという誤配が起こっていた。このような誤配が起こると、検針票11に印字された情報13が他の顧客に知られてしまうだけでなく、その検針票11を安易に捨てられたり悪意で利用されたりすれば、そこから顧客の個人情報が外部に流出する危険性もあった。
【0004】
なお、下記の特許文献1には、集積された複数枚の帳票が適正に揃っているかどうかを確認できるようにした発明が開示されている。この発明においては、複数枚の帳票の各々に透明な赤外線ステルスインキで印刷した識別コードを設けることにより、赤外線を発する識別コードを読取装置で読み取って判別するようになっている。しかし、この発明によると高価な赤外線ステルスインキを帳票一枚一枚に印刷しなければならず、しかも判別のための専用の読取装置を用意する必要があることから、運用コストが高くなってしまうという問題がある。
【0005】

【効果】

【0010】
本考案のハンディターミナル用紙によれば、少なくとも隣り合う帳票について互いに異なる対応箇所に抜き孔部が設けられているため、出力した帳票が重なり合っている場合には、上にある帳票の抜き孔部が下にある帳票によって塞がれて見えなくなり、帳票の重なりを目視で判別することができる。したがって、例えば検針票に適用した場合には、検針員による誤配が防止され、その結果、検針票に印字された顧客の個人情報を確実に保護することができる。また、一つ一つの帳票に抜き孔部を設けるだけの簡単な加工で製造できるので汎用性が高く、しかも重なりを判別するための専用の装置も必要ないので低コストで運用できるという効果がある。

(57)【要約】

【課題】出力した検針票の重なりを簡単に判別すること。【解決手段】連続サーマル用紙からなるハンディターミナル用紙1にミシン目3を介して複数の検針票2,2,…を切り離し可能に連接し、少なくとも隣り合う検針票2,2の異なる対応箇所に抜き孔部4,4を形成する。これにより、例えば出力した検針票2a,2bが重なり合ったときには、上にある検針票2bの抜き孔部4bが下にある検針票2aによって塞がれて見えなくなり、検針票2,2が重なっている状態を目視で判別することができる。


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