(54)【考案の名称】太陽電池用端子箱のダイオード素子装置

(51)【国際特許分類】

H01L 31/042

(73)【実用新案権者】パワード株式会社

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】 図3

【概要説明】

【分野】

【0001】
この考案は、太陽電池の端子箱に収納するダイオード素子装置に関する。

【従来の技術】

【0002】
一般に、太陽電池は、図9に示すように、複数の太陽電池セルBS1、BS2、・・・、BSNが直列に接続され、負荷Zに発生電圧が出力される。この種太陽電池では、太陽光が影になるなどして発電に寄与しないセルに逆バイアスの高電圧が掛からないように各大陽電池セルBS1、BS2、・・・、BSNにそれぞれ並列にダイオードD1、D2、・・・、DNをバイパス用に接続している。図9では、太陽電池用セルBS1、BS2、・・・、BSNを外部から接続する端子T1、T2、・・・、TN+1を有する端子箱TBにダイオードD1、D2、・・・、DNを収納している。これらダイオードD1、D2、・・・、DNは、端子箱TB内でそれぞれ端子T1〜T2、T2〜T3、・・・、TN〜TN+1に接続されている。
【0003】
ここで使用されるバイパス用ダイオードとしては、放熱性を良くするために、図10に示すように、メサ構造ガラスパッシベーション型のベアチップ型のもので、N層とP層を有し、P層にはアノード電極を有し、このアノード電極が高温半田35を介して偏平な電極板31で外部に接続され、またN層にはカソード電極を有し、このカソード電極がやはり高温半田36を介して、偏平な電極板32で外部に接続されるようにしたものが使用されている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
また、本願の考案者は、P層とN層とからなるベアチップ部の下面と上面に電極を備えてなるチップダイオードを、円筒状有底の電極体の筒状内部に装着し、かつこの電極体の筒状内に樹脂充填しパッケージ部を形成してなるダイオード素子と、このダイオード素子の円筒状電極体を装着するための円形穴を設けた端子板と、からなり、端子板の円形穴に、ダイオード素子の円筒状電極体の外周を挿設するようにした太陽電池用ダイオード素子装置を提案している(特許文献2参照)

【効果】

【0011】
この考案によれば、前記第2の導電体電極を、前記チップダイオードの上面電極面積以上の面積の下端面を持ち、かつこの下端面を底面とする柱状部を前記第1の導電電極体の筒部上面より上方に突出するように形成し、この柱状体の径より同等以上の幅広の導体板で、前記隣接端子板に接続することとしているので、ダイオード素子で発生した熱は、熱容量の大なる第2の導電電極体の柱状部及び幅広の導体板を通して放熱され、結果として、十分な放熱性が得られ、ダイオード素子全体の、そして太陽電池用端子箱全体の小型化を実現できる。

(57)【要約】

【課題】取り付けが簡単で、さらに、放熱性にすぐれ、小型化を実現できる太陽電池用端子箱のダイオード素子装置を提供する。【解決手段】チップダイオード3を円筒状有底の第1の導電電極体2の筒内2aに装着してなるダイオード素子1の第1の導電電極体2の外周2bを、端子板13に設けた円形穴14に挿着するとともに、チップダイオード3の上面電極8に、上面電極の電極面積以上の面積の下端面を持つ柱状部9と、この柱状部9に連接される幅広導体板10からなる第2の導電電極5の柱状部9の下面9aを接続し、さらに幅広導体板10の先端部16を他方の端子板13に溶着する。


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