(54)【考案の名称】磁石による回転旋回上昇玩具

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、棒状に形成された玩具本体を立てた際、玩具本体周縁に磁力によって付着している回転装飾体が、回転しつつ棒状の玩具本体の周囲を螺旋状に旋廻上昇する玩具に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来、磁石の吸引力或は反発力を用いて可動体を移行させる玩具は多数提案されており、その中でも、動物、或は昆虫などが木登りの如く棒状体の側面を上昇するものが知られている。
【0003】
その一つが、動物等の形をした玩具本体が、垂直の棒本体の外側面を摺って上方に移動するもので、その構成は次の如くである。液体が満たされ両端開口部は閉塞されている筒状の棒体本内に浮子を入れ、浮子の側面には磁石を固着する。一方、玩具本体は、適宜動物等の形をなし、前記浮子の磁石とは互いに異極が対向するようにして磁石を設けている。そして、前記浮子の磁石と玩具本体の磁石とが互いに吸引されている状態のもとで、浮子を棒本体の最下位に位置させて棒本体を立てると、浮子は棒本体の管内を浮上し、それにつれて浮子と吸引しあっている玩具本体も上昇を開始し、棒本体の頂部に至り停止する。このとき、棒本体を反転し浮子を最下位に位置させると、再度上昇を開始し、これを繰り返し行うことが出来る(特許文献1参照)。この玩具にあっては、棒状体の側面を直線状に常に頭部を上に保って上昇することになる。
【0004】
第二の例として次の玩具がある。筒状の棒本体内に液体を満たし、磁石を有する浮子を封入した棒本体と、前記浮子の磁石と互いに吸引する磁石を、側面に有する玩具本体とよりなる玩具である点では前記第一の例と同一で、棒本体の側面を、浮子の上昇に従って玩具本体が上昇するが、この例にあっては、浮子の磁石の両端に発泡体を取り付けることによって、棒本体内における浮子の上昇端における衝撃を少なくしている(特許文献2参照)。第三の例として次の玩具がある。この例は、非磁性体よりなる筒状体内に、昇降軸により昇降自在に管内磁石を支持し、前記筒状体外周縁には、管外吸着体としての磁石を有する装飾体(飾板)を前記筒内磁石に吸引させて支持している。そして昇降軸を筒状体内で昇降させることで、管内磁石を上下動し、管内磁石と吸引し合う装飾体の磁石を介して装飾体を上下動する。管内磁石は前記した如く手動によって上下動,旋回動をするものであり、装飾体の磁石は、一つの極面を球面状とし、該面が筒状体外周と接しているために、装飾体の中心線は、下向きを保ち、管内磁石に吸引され、引き上げられると、前記中心線を中心に回転しつつ上昇する(特許文献3参照)ものであって、本願玩具のような回転マグネットの回転・螺旋移動による管内の浮子の軸回転を起こす点には特許文献3は言及されていない。
【0005】
上記第1、第2の各玩具において、棒状体の側面に接し、浮子の上昇に伴って上昇する動物等を画いた玩具主体は、それが持っている磁石を棒状体に接触させているが、磁石の接触面は平面であり、棒状体は筒状のため、両者の接点は、直線となり、玩具主体が浮子の上昇に引かれて上昇する際の玩具主体と棒状体との接点の軌跡も直線となる。そのために、浮子が棒体内を浮上し、それにつれて玩具本体が上昇する際も、玩具本体は直線状に上昇することになる。第3の例にあっては、装飾体を移動させるためには、筒状体内の昇降軸を回転昇降させる操作が必要であり、また、装置全体の構成上からも、審美上からも、筒状体から突出した昇降軸の存在は、好ましいものではない。

【効果】

【0008】
本考案のマグネットによる回転旋回上昇玩具では、使用するマグネットは、最低計2個で十分であり、液体を充填した棒状に形成される玩具本体は、透明な素材を使用することにより、棒状の玩具本体の内部を上昇移動するマグネットを有するフロートをも同時に鑑賞することもでき、危険性がなく、幼児の使用にも適した玩具である。
本考案玩具は、棒状体とそれに吸着する回転ディスプレイよりなる簡単な構造でありながら、回転ディスプレイが外観上極めて興味深い動きをすると共に、その動きの原因となる棒状体内部の機構について棒状の玩具本体を不透明とすることで、その機構を外部より窺知することを出来なくすることによって回転ディスプレイの動きの原因について探究心を生じさせるというような心理上の効果も発揮させることが出来る。
使用方法も、棒状に形成される玩具本体を上下反対にするのみで、回転ディスプレーのスムーズな螺旋状の上昇運動を何回でも極めて簡単に楽しめる。また、砂時計の如き利用も可能である。

(57)【要約】

【課題】極めて簡単な構造でありながら外観上興味深い動きをなす、玩具のみならず、室内装飾としても可能な構成を有する回転旋回上昇玩具を得る。【解決手段】密閉された非磁性体よりなる中空管内部に液体を満たすと共に、マグネットを有するフロートを液体内に封入した玩具本体と、前記フロートマグネットと互いに吸引しあうマグネットを有し、該中空管の表面に接する回転ディスプレイとよりなり、回転ディスプレイのマグネットは、中空管と接する面を弧面としている。


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