(54)【考案の名称】腕時計型ICタグ

(73)【実用新案権者】伊藤電子工業株式会社

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】 図3

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、腕時計型ICタグに関し、特に有機EL素子を用いて表示する腕時計型ICタグに関する。

【従来の技術】

【0002】
特許文献1には、アンテナ特性を向上し、通信品質を改善した腕時計型の電子機器が示されている。
【0003】
この腕時計型の電子機器はケース本体と、回路基板と、アンテナとから構成される。腕時計型の電子機器は、裏蓋とカバーガラスとケーシング(ケース本体)とによって構成された筐体を備え、裏蓋はステンレス鋼、チタン等の導電体材であり、カバーガラスはクリスタルガラス等の透明材であり、ケース本体はプラスチック等の電波の通過を妨げない非導電部材である。筐体内部には回路基板がプラスチック等の非導電体材で構成される回路枠によって固定され、回路基板の一方の面には無線通信用ICが設けられ、もう一方の面にはMPUが設けられる。そして、無線通信用ICの近傍にはフレキシブル基板が回路枠に固定され、フレキシブル基板上には無線通信用ICに配線接続されたチップアンテナが設けられている。回路枠には導電体材によって構成され電池を固定する電池抑え板が取り付けられ、電池抑え板にはMPUおよび無線通信用ICがグランド接地されている。また、チップアンテナはその内部に誘電体が積層されており、逆Fアンテナとして構成され、フレキシブル基板上に配設されている。チップアンテナはフレキシブル基板の給電端子から延長された基板パターンを介して給電され、そしてフレキシブル基板のグランド端子から延長された基板パターンを介して接地される。なお、図示はされていないが、表示部は液晶ディスプレイあるいは有機EL素子等で構成されている。(特許文献1、図1参照)

【効果】

【0010】
本考案によれば、有機EL素子を実装基板に固着されたICチップに重ねて表示装置を配置することで、アンテナコイルで受信した信号をICチップで表示する情報に変換し、ICチップからの情報を有機EL素子に表示できる。
【0011】
また、本考案によれば、有機EL素子のガラス基板を研削して全体の厚さを0.9mmにするので、有機EL素子全体の厚さを薄くでき、腕時計型ケースの厚さも薄くできる。
【0012】
更に、本考案によれば、アンテナコイルは電磁誘導により磁界を発生するので、ICチップおよび表示装置の動作電源を給電でき、電池を不要にできる。

(57)【要約】

【課題】従来の腕時計型の電子機器では、回路基板に実装した無線通信用ICやチップアンテナ等の厚みにより筐体が厚くなるという問題点がある。また、表示部が有機EL素子の場合には、有機EL素子の全体の厚みにより電子機器の小型化が左右される問題点もある。【解決手段】本考案の腕時計型ICタグは、腕時計型ケース2と、該ケースの内周に沿って設けられたアンテナコイル3と、該アンテナコイル3の内側に設けられた両面に配線を設けた実装基板4と、前記アンテナコイル3で受信した信号を表示する情報に変換する前記実装基板4に固着されたICチップ5と、前記ICチップ5からの情報を表示する有機EL素子から成る表示装置6とを備え、前記実装基板4上の前記ICチップ5に重ねて前記表示装置6を配置することで解決する。


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