【0001】
本考案は炭素成型体が装着されたセラミック調理器具に係り、より詳細には底面に炭又は黒鉛のような炭素材を圧縮成型して製作された炭素成型体が装着され、ガスレンジとインダクションレンジ(電磁調理器/IH調理器)の区分なく兼用して使うことができるようにした炭素成型体が装着されたセラミック調理器具に関するものである。
【0002】
一般的に厨房で使われている飯釜やフライパン又は各種の鍋等の調理器具は鉄材、ステンレス、アルミニウムと言った金属素材で製作されている。そして、底は平で広く形成される器具本体の上部が広く開放され、必要に応じて側面に取っ手が連結される構造として形成されている。
【0003】
最近、こうした調理器具に要求されることは、耐久性、耐腐蝕性及び耐熱性等の被調理物を加熱調理するための基本的な条件ばかりでなく、よりおいしく調理するための機能的な面も重要な要素となっている。こうしたことから、従来、主素材だった金属材を素材とすること以外に、材質自体から放出される活性成分を利用して被調理物の味を向上させることが考えられている。また吸熱効果による迅速な調理及び保温、抗菌効果、健康増進効果等を得るためセラミック、単一鉱物、混合鉱物、強化ガラス、炭素材等の様々な機能性素材が調理器具の材質として使用されている。
【0004】
その中でも非金属の無機質固体材料を高温で焼成し製造された耐熱セラミック陶磁器を使用した調理器具は、耐火性、耐熱性、硬度、耐薬品性が優秀で、腐敗したり錆びたりしないので衛生的な無毒性製品として使用頻度が高くなっている。
【0012】
上述したように本考案の炭素成型体20が装着されたセラミック調理器具は、インダクションレンジの電熱線のみならず、ガスレンジの炎によっても加熱が行われるから、加熱態様が異なる二つのレンジで兼用使用ができる。しかも炭素成型体20を通じて熱源に対しての蓄熱性を向上させ被調理物が局部的にでも焦げる現象を防止できる。又、炭素成型体20は、器具本体10を構成している耐熱セラミック材質と熱膨脹係数がほぼ類似しているため、その内部に挿入されても加熱の際、器具本体10が割れたり破損したりすることも防止できる。更には軽い炭素成型体20を使用することにより、器具の重量感を顕著に減らして使用者の取り扱いが容易になる効果を有する。
【課題】インダクションレンジの電熱線だけではなく、ガスレンジの炎でも加熱でき、熱源に対しての蓄熱性を向上させ、被調理物が局部的にこげる現象を防止できる。又、器具本体底部に装着する炭素成型体は、器具本体を構成している耐熱セラミック材質と熱膨脹係数がほとんど類似するため、内部に挿入されても加熱する際、器具本体の割れ、破損を防止でき、容器の重量感を顕著に減らして使用者の取り扱いを容易にする。
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