(54)【考案の名称】さけます孵化用曝気槽

(73)【実用新案権者】フラット合成株式会社

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、さけます等人工孵化させる際に用いる用水の中で、低酸素水を動力などの電気エネルギーを一切使用せず、養魚飼育に使用する溶存酸素値以上の高酸素水に瞬時に処理を行うさけます孵化用曝気槽に関する物である。

【従来の技術】

【0002】
さけます等人工孵化させる際に用いる用水の中で、井戸水などの低酸素水をポンプを使用して揚水し、孵化室や養魚池又は飼育池に送水し使用するが、低酸素用水であるために曝気処理する必要が生じ、送水する前段階において一度設置した水槽などによる処理を行う必要があった。
【0003】
水槽内に設置した多段式ジャマ板に用水をぶつけて、その衝撃による拡散接触曝気を行い高酸素水処理を行っていた。
【0004】
又は水槽の上部に動力などの電気エネルギーにて稼働する回転プロペラを設置し、送水してきた用水に圧送空気を強制的に接触材に送風して、接触曝気させ高酸素水処理を行っていた。
【0005】
さけます増殖用水水質基準の中の溶存酸素量は毎リットル当たり7.0ppm以上とされている。(水産庁北海道さけ・ますふ化場 さけ・ますふ化事業実施マニュアル)これは水温8.0度水においてはDO値(溶存酸素飽和度値)61.0%である。この値の用水による孵化卵数及び養魚数又は飼育魚数が規定されている。

【効果】

【0010】
本願による自然換気式の曝気槽を使用することにより、動力エネルギー等の使用電気等消費することが無く、DO値が90%から100%の高酸素水処理を瞬時に行うことが出来ることにより、さけます増殖用水水質基準を大きく超える酸素を溶存した処理水を供給できることで、規定の孵化卵数及び養魚数又は飼育魚数を少量の処理水でまかなうことが可能であり、又は同量水においては規定数を多く孵化又は飼育することが可能になる。

(57)【要約】

【課題】電気エネルギーを一切使用せず、養魚飼育に使用する溶存酸素値以上の高酸素水に瞬時に処理を行うさけます孵化用曝気槽の提供。【解決手段】曝気槽の側面上下部の外部及び内部に換気口を設けて、曝気槽内外の温度差を利用して自然換気を行い、溶存酸素量の低い用水を網状多段層接触材にて接触曝気を行い、曝気槽本体としては電気的エネルギーを一切使用せず、運転コストゼロのまま溶存酸素量の多い高酸素水を瞬時に処理することを特徴とするさけます孵化用曝気槽である。曝気処理を行う際に用水が流下する課程で多少の飛散水を生じるが、換気口に処理水飛散防止用の内部換気口を設けることにより、外部飛散を防ぎ氷柱の形成を生じさせないことを特徴とするさけます孵化用曝気槽。


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