(54)【考案の名称】アンテナ支持柱の耐雷取り付け構造

(73)【実用新案権者】株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ九州

(73)【実用新案権者】那須電機鉄工株式会社

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
この考案は、鉄塔の上部に設けられている通信用のアンテナを支持するアンテナ支持柱に取り付けて、避雷針等に落雷があった際、当該落雷による雷サージのアンテナへの侵入を防止する雷サージ絶縁リングを備えたアンテナ支持柱の耐雷取り付け構造に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来、携帯電話、無線LAN等通信用に数多くのアンテナが設けられている。これらのアンテナは、通常鉄塔の上部に設けられているが、これより高い鉄塔の頂部に設けた避雷針により、雷サージから護られている。通常は、避雷針に落雷があった場合、この避雷針から接地線に雷サージが流れ、接地線の先端に接続した接地電極から地中に放電される構成を採っている。しかしながら、上記避雷針の接地線以外に、鉄塔部材から経由した雷サージが、アンテナや鉄塔に設置された他の機器に侵入して当該アンテナ等の絶縁破壊、機能停止、機能劣化等々様々な障害を発生させている。
【0003】
一方、アンテナに落ちた落雷による当該アンテナを経由して侵入してくる雷サージの防止手段としては、当該アンテナ側に雷サージ防止回路を設けたものがある。雷サージは8〜10KHZ付近に最大エネルギがあると言われており、その周波数成分が電力増幅部の固体化素子に印加されることを低減出来ればよく、HPF(高域フィルタ)を挿入すれば3〜30KHZの電力増加部に印加される雷サージを大きく低減出来る。

【効果】

【0008】
請求項1の考案によれば、一定長の半円筒形状の絶縁部材を二つ設け、当該二つの絶縁部材を相対向させて形成した雷サージ絶縁リングを建造物に設けたアンテナ支持柱と当該建造物との間に介在させて設けたので、建造物側からアンテナ側に流れる雷サージをアンテナ支持柱の段階で容易に遮断することが出来、建造物側から発生する雷サージに基づくアンテナの被害を防ぐことが出来る。また、アンテナに設けられる雷サージ防止回路と合わせて使用すれば、より、効果的に雷サージに起因する被害を防ぐことが出来る。さらに、この雷サージ絶縁リングは、構造もシンプルで、量産にも適し、取り付けも簡単なため、使い勝手の良いものである。
【0009】
請求項2の発明によれば、上記支持部材は、半割りバンド部材片を相対向させて当該各管状部材片の両側端から外方へ突出した各突出片をボルトとナットで固定し、一方の管状部材片を上記建造物に取り付けることとしたので、アンテナ支持柱に雷サージ絶縁リングを被冠して、その上から半割りバンド部材片を合わせてボルトとナットで固定出来るため、簡単かつ確実に、建造物に取付けることが出来る。
【0010】
また、請求項3の考案によれば、雷サージ絶縁リングの耐電圧を30KV以上としたので、アンテナへの侵入を効果的に防止することが出来る。そのため、雷サージ絶縁リングを備えたアンテナ支持柱の耐雷取り付け構造として、信頼性があるものである。

(57)【要約】

【課題】鉄塔等の建造物に設けられたアンテナ支持柱と当該アンテナ支持柱の支持物との間に簡単に取り付けられてアンテナ支持柱への雷サージ電流の侵入を有効に防止することが出来る雷サージ絶縁リングを備えたアンテナ支持柱の耐雷取り付け構造を提供する。【解決手段】建造物に設けたアンテナ支持柱に、通信用アンテナを支持させる構造において、上記アンテナ支持柱3の外周に、一定長の半円筒形状の二つの絶縁部材1を相対向させて被冠して雷サージ絶縁リングAとし、当該雷サージ絶縁リングAの外周に別設の固定金具8、9を設けて当該固定金具8、9を上記建造物に取り付け、雷サージ電流を上記雷サージ絶縁リングAで遮断する。


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