(54)【考案の名称】棒状化粧料繰出容器

(73)【実用新案権者】株式会社資生堂

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、柔らかくて細身の棒状化粧料に使用され、棒状化粧料の折れを防止し、細い線を描くのに適した繰出容器を提供するものである。

【従来の技術】

【0002】
棒状化粧料を繰り出して使用する繰出容器は広く実用に供されている。比較的硬い棒状化粧料を芯チャックで握持し、棒状化粧料を進出させるようにしたブローライナーの如き繰出容器は公知である(特許文献1参照)。
【0003】
このような構造の繰出容器においては、図8に示すように、棒状化粧料(102)は後端をチャック(103)のみによって支えられただけの構成となっていて、先筒(101)内を棒状化粧料が左右に移動するため、棒状化粧料(102)と先筒(101)との間に空隙が必要である。このため、衝撃や振動等に対して折れやすく、柔らかく、細い棒状化粧料には適用できないという問題があった。
【0004】
また、パイプ状の部材に棒状化粧料を充填しておき、繰り出し操作によって棒状化粧料を押し出していく化粧用ペンシルも特開平9−168422号公報によって知られている。
【0005】
しかしながら、この化粧用ペンシルにおいても、先筒の開口部とパイプ状部材の先端部との間隔をとっているので、棒状化粧料が柔らかく、細くなると、すぐに折れてしまうものであった。
【0006】

【効果】

【0012】
本考案の棒状化粧料繰出容器によれば、芯状の棒状化粧料の後端をチャックで握持して支えるだけのものと異なり、パイプ体に稠密に充填された棒状化粧料を使用時に押して芯状に繰り出すように構成したため、棒状化粧料の先端以外の全ての部分がパイプ体に接触して保持されるので空隙がなく、輸送での振動や衝撃又は使用中に折れ難いという効果を有する。また、先筒の先端口を傾斜面にすることによって、押し出された棒状化粧料が柔らかく、細身であっても、使用部における断面積を比較的大きくとることができ、より折れ難くすることができるという効果がある。また、棒状化粧料のパイプ体からの進出が、棒状化粧料を押し出すための押棒の繰り出しによるものとしたことによって、押棒を前進させ得る従来公知の様々な繰出機構を採用することができるという効果がある。

(57)【要約】

【課題】柔らかい中味の細身の棒状化粧料であっても折れ難く、かつ使い勝手の良い棒状化粧料繰出容器を提供せんとするものである。【解決手段】内部に棒状化粧料を充填したパイプ体5と、このパイプ体を収容した先筒3と、パイプ体内の棒状化粧料を軸方向前方に押し出すための押棒7と、この押棒を繰り出すための繰出機構とを備え、棒状化粧料が進出し得る先筒の先端口が、軸方向に対する垂直面から一定の角度で傾斜していることを特徴とする。また、パイプ体の先端部が、先筒の先端口から突出しない範囲で、該先端口に近接して終縁していることを特徴とし、先端部と先筒の先端口基部との間隔が0.5mmから2.0mmの範囲であることを特徴とする。


【パテントレビュー】

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