(54)【考案の名称】点字入り織物地

(73)【実用新案権者】美濃部株式会社

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、点字入り織物地に関し、更に詳しくは、被織物地の上に予め作成された所定の点字や図柄を入れた生地からなる型材を置き、静電気を用いて特定形状に起毛加工を行うフロッキー加工処理により、感触が滑らかな点字を得ることができる新規な製品を提供するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来、点字表示等は、健康保険証等を管理収納する証書カバー等のプラスチック材や各種紙製容器等に上下の型枠を利用して熱加工する方法や、エンボス加工によって特定形状を施すことは公知である。
【0003】
また、織物や生地の上に点字や図形を施すものとして特許第3530864号「点字入り織物」は、「縦糸と横糸を交互に織成して製織りされる織物において、縦糸の上下動をジャガードにてコントロールし、太い横糸を第1のシャットルによって操作することで平生地を織成す上記横糸と、より太い点字用横糸を第2のシャトルで変速多重織りを行い、点字用横糸を織り込み、さらに縦糸を交互に絡み合わすことなく、該縦糸と太い横糸の間にさらに太い点字用横糸を織り込み、さらに縦糸を交差して崩れないように押えることで、一部に凸部を盛り上げて点字を職成したことを特徴とする点字入り織物」が開示されている。
【0004】
また、既成の布地又は編地からなる繊維製品に後付けで好みの点字等を形成するものとして、特開2004−27412号「繊維製品、該繊維製品の製造セットおよび製造方法」には、「アクセサリー材兼点字材となる石、ガラス、金属或いは耐熱性剛性樹脂からなる粒状材が、所要の視覚障害者識別子や点字となるように、間隔をあけて、布地又は編地の繊維製品の任意の表面に後付けで固着されていることを特徴とする繊維製品」が開示されている。
【0005】
さらに、衣類の種別等を視覚障害者に分かりやすいように点字情報等を織り込んだ表示ラベル等に付いても公知であり、このうち特開2001−183981号「両用ラベル」や特開2001−232788号「表示ラベル」には、基布上にエンボス加工や凹版印刷等によって印刷した点字を加熱処理することによって硬化させた突起を得ることが開示されている。

【効果】

【0014】
本考案の点字入り織物地は、市販の風呂敷、タオル、ハンカチ、衣類等の全ての織物地を用い、直接前記織物地上に点字や図柄を簡易に設けることができる為に視覚障害者にとって、入手し易い情報を予め注文することが可能となっている。
【0015】
またフロッキー加工によって得られた点字は、短く切ったポリエステル繊維やレーヨン繊維のような化学繊維を用いているために指先や肌に接触する感覚は感触が滑らかななものであり、安心して指先を点字や図柄に沿ってなぞらえることができるものである。
【0016】
さらに本考案は、ユーザーが求める点字及び図柄を任意に選んで型材に施すことが容易にできる為に、多くの素材(全ての織物地)を対象に簡易に起毛処理が可能となっている。

(57)【要約】

【課題】被織物地の上に予め作成された所定の点字や図柄を入れた生地からなる型材を置き、静電気を用いて特定形状に起毛加工を行うフロッキー加工処理により、感触が滑らかな点字を得ることができる新規な製品を提供する。【解決手段】静電気を利用して糊付けした個所にのみ短く切った繊維が垂直に差し込みできるフロッキー加工処理を利用することによって、感触が滑らかな点字を得ることができる新規な織物地。


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