(54)【考案の名称】内省思考支援用具

(73)【実用新案権者】学校法人福岡大学

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図11

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、健康について前向きの判断や適切な選択が問われる人生の各局面に対応して、個々の対象者が視覚障害や知的障害の有無や年齢に関係なく、指先の触覚を頼りに内省的思考操作を展開できる四角平盤と四角座標面、思考の対象となる健康に関連したモジュール化されたミニオブジェにより、健康を具体的に捉え、楽しみながら考え、周囲の人々との思考の共有と対話を支援できる、内省思考支援用具に関する。

【従来の技術】

【0002】
より健康な生活を目指して、食習慣を振り返る際に、頭の中だけで考えるのではなく、紙上で視覚的・操作的に考えることを目的として、食習慣に関する判断をX軸とY軸に設定したマップ台紙、および食内容のキーワードを表示したラベルを用意した上で、対象者にマップ台紙上でラベルを配列展開しながら、内省的思考を行ってもらう二次元イメージ展開法が知られている(非特許文献1参照)。またこのような視覚的・操作的思考方法を生活習慣の振り返りに応用した生活マップ法が知られている(非特許文献2参照)。
【0003】
また視覚障害者に触覚を利用して情報を提供する装置としては、触覚ピンディスプレイ装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
さらにメーキャップのイメージに関連して、イメージ指標を座標軸に設定し、XY座標軸によってイメージを分類する方法が提案されている(特許文献2参照)。
【非特許文献1】守山正樹、松原伸一; 食のイメージ・マッピングによる栄養教育場面での思考と対話の支援、栄養学雑誌、Vol.54、No.1、pp47―57、1996。
【非特許文献2】守山正樹;生活マップ、ISBN4―901961―01―2

【効果】

【0016】
本考案の請求項1記載の考案によれば、(イ)四角平盤と、課題モジュールとを有し、(ロ)前記四角平盤は、平盤上に互いに直交する複数の縦横路のマス目からなる四角形の座標面を有し、(ハ)前記座標面の縦横路は触知可能な凸線で敷設されている、(ニ)また前記座標面は、隣り合う複数のマス目が形成する4つの特定マス目領域を有し、(ホ)前記特定マス目領域は、微細な凹凸を表示する平面として装設されている、(へ)また前記四角平盤は、平盤上に4つの座標軸表示を有し、(ト)前記座標軸表示は細長い三角形で凸状に装設されている、(チ)前記課題モジュールは、使用目的が特定される複数のミニオブジェから成る、(リ)前記四角平盤とミニオブジェによって構成される。
【0017】
また本考案によれば、視覚や認識力が障害されていない正常者だけでなく、視覚や認識力に問題のある障害者も、共に、健康について前向きの判断や適切な選択が問われる人生の各局面に対応して、自分で納得しながら内省的な思考を進めることができ、また思考の結果を自分自身や第三者が認識できる形で、四角座標面上に提示することができる。

(57)【要約】

【課題】食や生活を振り返る際に、頭の中だけで考えるのではなく、紙上で視覚的・操作的に思考する方法を、視覚障害者や知的障害者、幼児にも使用することができるようにする。【解決手段】健康について前向きの判断や適切な選択が問われる人生の各局面に対応して、個々の対象者が視覚障害や知的障害の有無や年齢に関係なく、指先の触覚を頼りに内省的思考操作を展開できる四角平板と四角座標面、思考の対象となる健康に関連したモジュール化されたミニオブジェにより、健康を具体的に捉え、楽しみながら考え、周囲の人々との思考の共有と対話も支援できる内省思考支援用具を提供する。


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